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45 views • April 30, 2019

短編映画「再会」 人体標本の闇を明かす

カナダの映画監督、レオン・リー(Leon Lee)さんが最近、新作の短編映画「再会」を公開しました。新作では、死体の出所が疑問視される人体標本産業の暗黒な一面に焦点を当てています。 短編映画「再会」の主人公を演じているのは、2015年にミスワールドに選出されたカナダ代表、アナスタシア・リンさん。主人公は病院に勤務する若い女性で、偶然人体標本の背後にある闇を知ることになり、暴露しようと決心します。 映画の冒頭、身を隠している女性のドアを叩く音が鳴り響き、緊張が走ります。恐る恐るドアを開けると、幼馴染の男性が立っています。男性は特殊警察部隊の隊長で、自分の職業を利用して密かに女性を守っていました。 病院に勤務していた女性はある日偶然、病院の恐ろしい秘密を発見してしまいます。証拠資料を手に入れた女性が、資料を持ち出しますが、警察当局に狙われ、さらには交通事故で殺されそうになります。 女性はのちに幼馴染の男性、陳さんと結婚し、二人は静かに暮らしますが、当局の監視の目から逃れることはできませんでした。 ある日、陳さんは上司に呼び出され、調査を受けますが、その際に、妻が国家機密に関わっていると告げられます。 特殊警察警察の上司 「陳隊長が協力しないと、我々は他の方法を考えるしかない」 陳隊長 「まさか彼女を…」 特殊警察警察の上司 「陳隊長、身内なんだからそんなこと言わないで。知りたいのは、秘密を漏らしたのは誰なのか。彼女は何を知っているのか。党と国を裏切ったらどうなるか、知っているよね?」 ある日、妊娠中の女性が、突然交通事故に遭います。左足を骨折し、金具で固定する羽目になり、医者からは、金具を取りはずすのは1年後になると言われます。 特殊警察警察の上司 「陳隊長、奥さん大丈夫か?」 「ええ」 特殊警察警察の上司 「ならいい。筋骨まで傷つけた怪我は、動いたらだめだと言われるが、奥さんの回復の程度は、陳隊長次第だからね」 陳さんはついに、妻を連れて中国から脱出しようと決心します。妻を守るために、妻とは別行動し、国境で会う約束をします。 1年半後、ようやく海外に脱出した陳さんは、命懸けで持ち出した証拠を国際機関に提出します。帰りに偶然、人体標本の展示場の前を通ります。 「入らなくてよい」 「入ります」 展示場の中にはプラスティネーション処理された人体標本が数多く展示されています。不安な気持ちで中を見回っていた陳さんが、ある妊婦の標本の前で、立ち止まります。陳さんの視線が妊婦の顔から、ゆっくりとお腹の胎児に移り、また左膝の関節に固定されている金具に止まります。 その標本は、紛れもなく、彼の妻だったのです。 陳さんは特殊警察という職業に従事していながら、自分の妻を守ることができなかったのです。1年半前に別れた妻と、思わぬ場所で「再会」を果たしたのです。 今でも世界各地では、中国で作られた人体標本の展示会が開催されています。本人が同意した献体であることを証明する書類を提出できないなどで、世界各国で物議を醸しています。スイス政府は昨年10月、標本となった死体の出所が不明なことから、人体標本の展示を禁止しています。
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